名古屋市立なごやか中学校の佐村校長が発表

 2026年5月17日、大曽根の「草の根教室」で、第1回支援者学習会」が開かれ、名古屋市立なごやか中学校の佐村明生校長が「公立夜間中学の今~なごやか中学校の取組~」と題して発表しました。支援者ら22人が参加しました。

 愛知夜間中学を語る会と「なくそう!子どもの貧困ネットワークあいち」との共催。佐村校長は昨春の創立以来、同中の運営に取り組んできました。講演では、正規科目ではない日本語を「特別の教育課程」の枠のなかで授業に取り入れ、一歩教室の支援者を含むボランティア「うぃず☆ゆ~サポーター」と教職員が協力して生徒の理解を促す様子が、写真や動画を用いて紹介されました。

 発表後、随時入学で生徒が増えたときの対応はどうか、また個別対応の教職員の負担はどうかなど様々な質問がありました。佐村校長は、教職員の研修機会の確保や、全国の夜間中学とのつながりを介して先行している夜間中学の知見を共有しているなどと応じました。

 同中では開校前段階の検討会議などを通じ、市民サポーターの導入▽随時入学▽学割▽給食▽就学支援制度などの地域の日本語教室からの要望の多くが実現しました。このような公民連携を通じた「生徒主体の学校づくり」は全国の教育関係者の間でも注目されています。

 佐村校長は「公立夜間中学の広報係」と自己紹介されるほど、地域社会での公立夜間中学の認知の向上に取り組んでいます。

 一歩教室の笹山悦子代表は、「質疑応答の中でも出ていましたが、トップが代わるとせっかく積み上げてきた連携関係も変わってしまうのではないかという不安がある。公民連携は、人のつながりがあってこそ。この連携の『生徒が主役』という軸がブレることのないよう、共に学び共に生徒たちを支えていきたい」と話しました。

自主夜間中学はじめの一歩教室

日本に住む外国の人たちへ日本語支援と教育支援

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