一層の公民連携を推進 2025年度総会

名古屋市北区内で自主夜間中学・はじめの一歩教室を運営する「愛知夜間中学を語る会」は5月3日、同区内の草の根教室で2025年度の総会を開きました。

 支援者ら約30人が参加しました。事務局から、24年度中、①東町教室で開校日数36日。参加学習者延べ1,100人、新規学習者50人。支援者延べ人数315人。1日の学習者数平均30人、支援者数平均9人②草の根教室の開校日数33日、参加学習者延べ466人、新規学習者58人。支援者延べ人数330人。1日の学習者平均14人、支援者数平均10人③DONDONにほんご教室の実施回数165回、参加学習者延べ472人、支援者延べ人数287人。参加学習者平均3人、平均支援者1.5人との規模で活動が行われたとの報告がありました。

 出席者からは学習者の母語の水準をどのように維持するか、日本語と母語とのバランスをどうとるか、学齢期前の子どもたちの対応をどうするか、交通費の支給が困難になったため減少した大学生ら若手の支援者をどう増やすか、などの問題提起がありました。

 笹山悦子代表は、活動には福祉と重なる部分が多いため、社協やNPOなど地域の組織との横の連携が一層求められているとの指摘がありました。また県立、市立の夜間中学が開校したことを受け、従来以上に公民連携が求められるなどと話しました。

また24年度の会計報告と25年度の予算案と役員人事案、主な行事予定などが報告、承認されました。

自主夜間中学はじめの一歩教室

日本に住む外国の人たちへ日本語支援と教育支援

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